品質保証技術
ルーメン維持率
光源が新しい時の光出力と、将来特定時点における光出力を比較した指標。
例えばLM-70とは照明器具光出力が初期レベルの70%まで低下するまでに予想される動作時間数を表します。
弊社工場ではL70B10-50,000時間(50,000時間動作後、全体の10%のLEDが統計的に70%の高速維持点に達する)として設計されています。
LM-80を基準にして照明製品を企画製造している工場もあります。
(ルーメン維持率はLED照明製品の使用環境によっても異なって参ります)
エージングテスト
経年劣化試験のことでLED照明に適当な温度下で一定の電流を長時間かける事によって耐熱性および耐久性を評価します。
試験にかける時間は製品により異なりますが、弊社の工場では出荷前に全数試験確認を行います。
特に新製品開発時は長時間のエージングテストを行いLEDチップからの放熱影響を研究しリフレクター採用改良等に繋げています
積分球分光光度計
光束、色度、演色評価数などを分析します。小さなLED光源の測定に向いています。
大きな商品は分光光度室で測定を行います。
恒温恒湿試験器
半導体デバイスへ意図的に高温、高湿、電源電圧を印加する事で腐食を加速し、電子部品の耐久性を評価します。
異なる環境の条件下でどの程度の信頼性を持つか判断するため、新製品開発時には特に重要です。
その他、製品の機能によりIP試験、塩水噴霧試験等、様々な試験を行っております。
製造技術
別注アルミダイカストへの対応力
ADC12ダウンライト筐体は小LOTで塗装色変更対応が可能です。
またOEM設計は大歓迎です。ご相談ください。
シリコン押出成形機
LEDネオンライト素材のシリコン製造の際に自動押出機械でLEDストリップをセットし同時成形が可能でリコンの調色も同時に行います。
製造ラインは最長30Mあります。
シリコン押出金型オリジナル対応可能です。ご相談ください。
調光調色について
調光調色が必要な場合は、位相制御、0/1-10V調光、PWM調光、DALI調光、DMX調光へ対応可能なLED照明器具を提案いたします。
中国製調光機器の提案がコスト的にリーズナブルと推察いたします。
複雑な調光については日本製調光機器での対応も可能です。
例えば生活リズムを整えるため、コンセプトやイメージ演出に効果的な照明をご希望の場合、時間の流れに合わせてオリジナル調光シーンを自動再生できる日本製マルチコントローラー MFC-11 がございます。
(株式会社大野技術研究所様製品)https://ordl.co.jp/product/mfc-11
簡単なPC専用ソフトでシーンを作成、6チャネルまで調光調色を設定できます。
シーン再生は時刻、時間、秒単位で設定出来ます。最長1ヶ月の再生シーンを8つまで切り替えできます。
小規模低予算で調光シーン作成したい場合などはご相談ください。